LAN(UTP)ケーブル各種



LAN(UTP)ケーブル 色 いろいろ  
一瞬色鉛筆に見えますが、このカラフルなのがUTP(LAN)ケーブルです。良く見かけるのは水色のような気がしますが、私だけでしょうか?
「病院総合ネットワーク」のところで紹介しましたが、ケーブル色を分けることで、同一フロアにネットワークアドレスの違う端末が混在する場合は、大変便利です。しかしむやみに色分けするとかえって混乱の元になる場合があります。色分けする場合は、管理をしっかりしてください。


屋外用UTP  
このケーブルは、屋外用のUTPです。周りに黒い硬い外皮が施されています。工場の引回しなどは後々のトラブル(高圧電源と並走する・ノイズが多い・UTP敷設後別ケーブルが敷設されケーブル被服がこすれるなどなど)を考え外皮の丈夫なタイプを選ぶと安心です。またアルミシールドが施されているので、ノイズにも強く出来ています。
外側の被服を剥くとこの写真のように良く見かけるUTPが顔を出します。アルミシールドとシールド線があるのが分かると思います。

カーペット用 平型UTP  
このUTPはカーペットの下に敷くタイプです。ただし左側のものは、被服が弱くあまりカーペットの上から加重の掛かるものを置くことは出来ません。右側は逆に強く出来てはいますが、厚みがあり、カーペットの上からでも、なんとなく配線がされているのが分かります。

8の字 UTPケーブル(デュアルUTP)
このUTPは断面が八の字をしているものです。情報コンセントなど2ライン必要なときに使用しています。ケーブルがよじくれ易いので敷設が面倒で、あまり使いたくないケーブルの1つです。

Cat6ケーブル(1000BASE−T/TXに対応)
このUTPがCat6と呼ばれるケーブルです。現在一般的に使用されているCat5eとは違い真ん中に十字型した十字型紐があり、曲げられてもこの十字型紐で性能を維持しています。

24対 UTPケーブル(4Pユニット・6ライン相当)
6ライン分が1本に集約されたUTPケーブル、主に幹線ケーブルとして敷設されラック側でパッチ処理するときに使用されています。
中心部の半透明な部分が介在ひもとなります。
外皮を剥いた状態です。ユニット構成は、 橙/橙白 緑/緑白 青/青白 茶/茶白 の4対8芯となり、6ユニットで構成されています。
各ユニットごとにひもが巻かれ、1から順番に青・黄・緑・赤・紫・白の順番となります。(注 メーカーにより異なる場合があります。)

このようにUTPのケーブルも光ファイバーケーブル同様、ユーザーニーズを良く聞いて検討することが必要です。
光ファイバーケーブル各種 及び 導入例



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