-総合ネットワークの提案- 以下にご説明する各弱電設備は、施工業者としては建築屋一本で取纏めとなるケースが多いと思いますが、実際には、ネットワーク・電話・監視カメラ・インターホン等と分かれて動く結果となります。弊社ではこれを一括で受け、全体の弱電設備のネットワークとしてお客様に提案してまいります。
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⇐NEW | 下記システム以外にも、ナースコール+PHS・スマホで
従来の1/3の機器費で構築可能な製品が発売されました。 <スマホ>を携帯内線化した「デモ機」 ございますので詳細をご覧ください。 |
●ネットワーク構築 |
老人ホームではナース系と事務系に独立したシステムが必要になる場合があります。HUBをVLAN機能などの導入により、ネットワークを分けピンクケーブルは、ナース系、ブルーケーブルは事務所系に分けることでネットワークのセキュリティーを高めることが出来ます。 また写真では分かりづらいですが、HUBは2段重ねが出来るように金具が加工され論理的に分けるのではなく、物理的に分けれるようにもしています。物理的に分けるのであれば、SEがいなくても、所員の方でも簡単にネットワークを区別できます。 |
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場所により配線は、ナース系と事務系2本出しています。老人ホームでは、いろいろな形態のサービスが増え、広いスペースを区切って新たなサービス向けに部屋を設けるなど当初予定の使用方法とは異なることが多くなってきました。 また情報コンセントにして使用する時に接続先を選んで差し込むなどの方法もあります。 最近では、802.1Xを使って分ける方法もありますが、スキルがある方が所員にいるか、メンテ契約などを行うか費用対効果の部分が、気になるところとなりそうです。 |
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●無線LAN設備 |
最近の老人ホームは憩いの場が結構広くなっています。PCの設置場所などレイアウトを設計当初に決めるのは難しく、またノートを使用する場合が多いようです。 無線アンテナを建築当初に設備しておくとあとが楽になります。 無線はチャネル配分がありますので、各階にうまく割り当ててください。 |
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●監視カメラ設備 |
老人ホームなどでは、外部からの侵入者というセキュリティーもありますが、どちらかというと要介護者の方の監視となります。 ベランダ周りを開放しておく場合などは、建屋外へ通じる階段なども監視対象となるでしょう。すべて監視しようとするとかなりのカメラが必要になってしまいます。 取付位置などよく業者と検討する必要があります。 また太陽光がなるべく入りにくい設計も必要となるでしょう。 |
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最近はいろいろな能力を持ったHDD内臓監視カメラシステム(ITV)が出回り、選択に悩むようになりました。またネットワーク対応のものがほとんどとなってきていますので、録画の保存期間と、カメラの取付個数などをまず決めて、選択してはいかがでしょうか。 またカメラはレンズが無くては写りません。レンズ選択も大事な要素です。 とる場所とそのとりたい範囲(画角)を決めておきましょう。 |
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●ナースコール&PHS |
卓上型親機 | |
養護老人ホームや病院などで使われるナースコールには写真のような置型と壁掛けがあります。 また入所者のすべてを表示できるベット表示パネルをつけたものとそうでないものも有ります。考え方だと思いますが、見て視覚的にすぐ呼出者が分かるのは、ベット表示パネルがついているタイプ(写真右3列分)ですが、PHSでほぼ処理してしまう場合は、写真内、左の液晶パネル付親機のみも考えられます。液晶にベット番号が表示されますので、ベット表示パネルが無くても、OKです。 |
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押しボタン付きハンド型子機 | |
呼出ボタンだけではなくスピーカーがついているタイプです。 また呼出ボタン付子機には、機種により緊急ボタンなどの機能がついたものもあります。 ただし配線数が増えるため増設時に付加すると、配線をやり直さなければならない場合があります。 この写真にはベットが写っていませんが、ベットの高さを考慮に入れて取り付け位置を検討してください。 どうしてもコネクタ部分があるため出っ張り、壊すケースが多くあります。 また老人ホームのベットは電動で起き上がるものが多く、設置位置はよく検討願います。 今までも、設計段階では、ベットの設置位置が決まらない、また、入所者の雰囲気でベットレイアウトを変えるなどがありましたので、ベストな位置の検討が割り出しにくい場合が多くありました。 |
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トイレ浴槽用呼出ボタン | |
トイレなどの緊急呼出ボタン、意外と座ってみたらお年寄りには、高すぎた、また手が届かない、老人は若者のように体が柔軟ではないので、なるべく目に見え近い位置にしたいのですが、車椅子などを考えると、遠くなってしまいます。 建築屋や業者などと相談しておくとよいでしょう。 |
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PHSアンテナ | |
PHSは院内どこにいても呼出を受けることが出来、呼ばれたベット番号が表示されるとともに呼出者と会話が出来るため導入が進んで着ました。しかしPHS導入は、思った以上に費用が掛かります。 皆さまからよく「そんなに掛かるの」とのお言葉を頂きます。 携帯電話のようにかなり遠くまでアンテナ1台で届けばよいのですが、老人ホームでは、部屋ごとにまたは、二部屋ごとにコンクリートで区分けされ、電波が阻まれ、アンテナの個数が階別何個となってしまいます。またアンテナと対で主装置にはパッケージが必要になり個数が多いほどパッケージも増え主装置が大きくなります。 最近では、既設のナースコールの親機のみ変えることで、電話主装置と接続するインターフェースも出てきました。PHSが未導入の場合は、業者やメーカーにご確認ください。 |
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単独電話 | |
電話機は場所により多機能電話ではなく、一般単独電話を使用する方法もあります。外線を取ることが多く、転送などをよくする場合は、多機能電話のほうが便利ですが、外線を受けることが少なく、転送をすることもあまり無いのであれば、一般単独電話でOKでしょう。 |
インターホン |
◇ 便利なのに組合わされない、 インターホンと電話設備 ◇ 新築の場合インターホンは、意外と電話装置と別に設備してしまうケースが多いようですが、インターホンを電話設備に組み込むとかなり便利になります。 養護老人ホームなどを考えると、正門・玄関・業者搬入用裏口に設置したとすると、昼間 正門は開いた状態でインターホンが呼ばれる場合は無いかと思います。玄関はセキュリティーの為閉じられインターホンで呼ばれると事務室が鳴る。業者搬入用裏口は、厨房の方などの電話が鳴る。等区分けが出来ます。 |
夜間になると事務の方や厨房の方は帰宅してしまうので、ある一定の時間が来ると自動的に、どこのインターホンを押してもナースコールの電話がなるまた寮母さんのPHSも連動して鳴る。などなど電話設備へ組込むことで、随分便利になります。また最近の電話はモニター付もありますので、カメラ付インターホンも接続可能になりました。 建屋への入り口を施錠し自由に出入りできなくし、遠隔で開錠している場合がありますが、開錠ボタンを押しに席を立たなくてはなりません。電話と組合せると多機能電話機のボタンに「開錠ボタン」を設定すれば、多機能電話機のモニターを見ながらその電話機で開錠を行うことも可能です。ちょっと便利だと思いませんか! |
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壁掛け型ボード表示機(現在未製造) |
個別廊下等 | |
押しボタン付きハンド型子機 | トイレ浴室用子機 |
PHSアンテナ | PHS | |
ナースコール主装置 | PHS接続用電話主装置 | |
多機能電話 | 単独電話 | |
●他メーカー品ナースコール・PHS |
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